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2020.4.5

「浮気されない会社」というベストポジション/【求人】デザイン事務所・スピッカート

求人記事を書かせていただきました。

画像:ハローライフ記事より引用

いち取材者の目から見ると、スピッカートというデザイン事務所は浮気されない会社だと思う。築80〜100年の古民家を改装して事務所にしたとか、「取引先の数を増やすよりも、一つひとつの取引先との関係を深めていきたい」という方針とか、代表が事務所のある大阪府熊取町に家を建てたとか……。理由はいろいろ挙げられるのだけど、その根っこには、離れていかない、裏切らない安心感が横たわっているような気がする。

1年前、費用面で合わなかった人から「やっぱりお願いしたいです」と頼まれた。「他に頼んでみたけど、やっぱりスピッカートさんがいい」と言われた……。そういうエピソードを聞いて、あぁ、なんかこの会社らしいなと思った。

記事の中でも「『関われている感』を実感できる環境」だと書いたけれど、人は関わり合って生きている、ということを折々で体感できる会社なんだろうな。むしろ関わり合いを求めているからこそ、ともすれば「めんどくさい」「効率的ではない」という理由で避けられがちなことを無理なくやっている気がした。たとえば、ローカルな場所に事務所を構え、社員9人中4人を新卒で採用・育成して…というように。

人間関係において、じっくりと時間をかけてこそ培われるものはいろいろあるけれど、そのひとつが「多くを語らずとも伝わる心地よさ」だと思う。お互いが共有してきた時間の積み重ねが生む関係の深さ、濃さは、無上の差別化ポイントになるのかもしれない。