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コミュニケーションの極致であろうテレパシー能力を獲得することが、僕の人生におけるひとつの目標である。というと怪しまれるかもしれないが、僕はいわゆる霊能力や超能力といった類のものとは一切縁のない人生を送ってきた。それを目標にする、というより、自分の潜在意識の中にあったものを意識化するきっかけを与えてくれたのが、ひとりの女性である。

人生はドラマで、自分はそのドラマの主人公なんだ、とよく言われる。人によってそのドラマ性には違いがあるだろうが、自分の人生にドラマ性があるのかどうかを問うのではなく、ドラマを視聴する立場で捉えてみるといいのではないか…

個々の自由や自主性が尊重されるにしたがって、ワンマン経営やトップダウン型の組織が否定的に見られる風潮が出てきたのはいつからだろう。個人の「働きがい」や「生きがい」にスポットライトが当たるのにともなって、各々に裁量が与えられる会社が「いい会社」だと言われるようにもなった。果たしてそうなのだろうか?

あらぬ希望にすがり続ける「現実をよく知らない」患者。現実を受け容れることが最善だと考える「現実をよく知る」医師。患者は医者の立場がわからないし、医者は患者の気持ちがわからない――。両者の間に厳然と存在する溝が、この物語のテーマであろう。

「ことばは知識の案内人」というコンセプトのもと、1945(昭和20)年から2005(平成17)年まで、戦後60年の時代が生んだ「新語・流行語」を収録した『新語・流行語大全』。いろいろと新たな発見があっておもしろかった。

5年ほど前に、自費出版で本を出したことがある。内容を一言で説明するなら、山形県西川町という小さな田舎町で暮らす人びとのインタビュー集だ。僕がそこに身を置いていたときに直接聞いた話をまとめたその本は、これをきっかけに町を訪れる人が増えれば、と考えてつくったものでもある。