昨年、高校球児の球数制限が議論を呼んだ。「投手の肩を守るために必要だ」という賛成派の意見も理解できるし、「それで本物の投手は育つのか」と疑問を呈する野村克也のような反対派の意見も理解できる。いずれにしても、時には自分の未 […]
ひたむきだけど、がむしゃらじゃない。プロサッカークラブの下部組織であるユースチームを題材とした漫画『アオアシ』の魅力は、そこに集約されると言っても過言ではない。 『アオアシ』では、ユースに所属する10代後半の少年たち […]
東京藝大卒の作者・山口つばさが描いた『ブルーピリオド』は、自信とは何かを考えさせられる漫画である。 「成績優秀でスクール・カースト上位でありながら、どこか空虚な日々を送る高校生 矢口八虎が絵を描くことの楽しさに目覚め、美 […]
マリナーズにいた頃のイチローが、チームの不振や連続200本安打記録と紐づく重圧に苦しんでいたとき、奥さんから「あなたが孤独だったら孤独じゃない人なんて一人もいない。あなたほど見えていないところで応援してもらっている人はい […]
「目が見えない方が幸せ」という価値観があることを教えてくれた本がある。3歳で視力を失った男が、手術により、46年ぶりに視力を取り戻したという実話が描かれた『46年目の光』(2009)だ。 ざっくりと言えば、七転八倒しなが […]
講演で成功した人の話を聴いたり、SNSで流れてくる著名人の投稿を読んだりして心に残った内容をメモしておくことは、サプリメントを飲むようなものだと僕は思う。
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